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「ここが僕たちの出発点」株式会社 SHIRO ホールディングス・星

INTERVIEW

2024.04.08

IsaI JOURNALでは、IsaI AkasakA の入居者さまや赤坂エリアに拠点を構える店舗や人物を特集し、この地の魅力を未来へと繋いでいきます。
今回は IsaI AkasakA の開業初期から入居をされている、株式会社SHIROホールディングス・取締役 / 星さん。
株式会社SHIROホールディングスは、アプリやWEBの開発、またマーケティングまで一気通貫のサービスを提供する開発会社。「人々のやりたいことを実現したい」というミッションを掲げ、クライアントさまの目的に添った策を提案し続けています。
本記事の前半では星さん自身にフィーチャーし、学生時代のお話しや事業に参画するに至った経緯などについて。
後半では、現在拠点としている IsaI AkasakAやその周辺環境について、そして今後の展望など、ざっくばらんにお話いただきました。

この選択が未来の自分を創る

– – 学生時代はどのようにして過ごされていたのでしょうか。

星さん:高校生の頃からゲームをつくることが夢だったので、大学は情報システム学科に進学してプログラミングを学んでいました。部活動は陸上をやっていて、国体選手としても出場し、100mは10秒台で走っていました。

当時の僕は「大学でもプログラミングと陸上を続けたい」と思っていたので、両方できる大学をと思い進学先を決めました。

– – まさに文武両道ですね。大学進学後はどのような生活を送られていたのでしょうか。

星さん:熱心に取り組んでいたと思いますよ笑。 僕は関東の国立大学に進学して、最終的に大学院まで通いました。当時まだゲームをつくりたいという夢はあったのですが、就職活動では業界問わず、さまざまな企業を受けました。

当時リーマンショックが起こって就職活動も難航しましたが、最終的には経営戦略、IT・技術開発などあらゆる経営テーマに取り組んでいる情報サービス会社から内定をいただきました。そこではシステムエンジニアとして勤務することになります。憧れていたゲーム制作とはほど遠い道でしたが、きっとこの選択が今後のためになるだろうと思い決断しました。

– – なるほど。業界的にも激務な印象を受けますが、実際はどうだったのでしょうか。

星さん:想像通り、激務でしたよ笑。残業も多くて神経を擦り減らしましたが、それに見合うお給料はもらえていましたし、間違いなく成長できる環境でもあったのでなんとかやり抜けました。
結果的に新卒入社の会社では10年ほど働いたのですが、最後の1年間だけは関係の深い証券会社に出向したんです。会社からの期待も大きく感じていたのですが、その環境の変化が自分を見つめ直す機会となって、よりシステム開発をやりたいと思うようになって。

– – 出向という機会がなければ、現在とは異なる道を歩まれていたかもしれませんね。

星さん:そうなんです。弊社メンバーと出会ったのもその時でした。彼らは当時からCMを制作していて「こんなに才能に溢れていて、優秀な人間がいるんだ」と思いつつ、遠くから眺めていました笑
実は弊社の代表ともこの時期に出会っていて、彼が旗振り役として僕らを束ねてくれて、一緒に会社を創っていったんです。

個人の夢も応援し合う

– – システム開発とは具体的にどのようなことをされているのでしょうか。

星さん:想像しやすいところで言えば、スマホのアプリやWEBサイトを制作しています。また、僕らはシステム開発だけではなく、広告やCM・動画制作の事業も行なっています。
僕らは企業のホームページを作ることが多いのですが、ホームページとCM・動画は親和性が非常に高いんですよね。なので、ホームページをお任せいただいた後に「動画も一緒に作ってほしい」なんてご依頼も多くて。
そもそもシステム開発は一つの手段に過ぎないので、お客様の目的に対してシステムが不要であれば「必要ないですよ」と正直に言います笑。 目的の上位概念として「ビジネスを成功させる」があるので、仮にシステム開発でご一緒できなくても、広告を打ったり、CM・動画等別の手段を講じて課題解決のご提案をしています。

– – なるほど。では、貴社が掲げているビジョン・「人々のやりたいが集まる場所となりたい」に込められている想いについて教えてください。

星さん:私の考えになってしまいますが、「人々」という言葉の中にはクライアントさんはもちろんのこと、弊社メンバーも含まれていると思っています。社員一人一人がプロフェッショナルとして働き、お客様を幸せにしつつも、自己の願いも叶える自己実現の場であってほしいと思っています。僕らはお客様の夢やメンバー同士の夢も応援し合える集団でありたいんです。
それに、エンジニアという職種は給料を上げての転職が盛んなので、優秀な人材の確保がとても難しいんです。なので、この場にいる意義がないと直ぐに離れていってしまいます。働き方が多様化する現代で、どのようにしてこの会社にいる意義を社員と相互理解しあえるか。これは弊社においても喫緊の課題だと思っています。

コミュニケーションが生まれるオフィス

– – IsaI AkasakA に入居された経緯について教えてください。

星さん:弊社メンバーの仕事上の都合で、「赤坂周辺がいい」という意見があったんです。色々と探したのですが、規模や金額に合う理想のオフィスにはなかなか出会えなくて。そこで見つけたのがIsaI AkasakAでした。
ここなら会議室などの共用部も充実しているので、異なるライフスタイルを送っている僕らにピッタリだと思ったんです。実際、弊社メンバーは大分県、福岡県、愛知県、静岡県、神奈川県などで暮らしています。なので、オフィスに全員が集まることは滅多になくて。IsaI AkasakAのように共用部が充実していると、時と場合に応じて利用できるので大変助かっています。

– – 共用部では他の入居者さんとの出会いの場にもなっているので、是非活用していただきたいと思っています。では、他にもIsaI AkasakAのお気に入りのポイントがあれば教えてください。

星さん:忖度なしに、運営会社のRJオフィスの皆さんが本当に優しくて助かっています笑。時には家よりも長く過ごす場なので、頼れる方々が側にいることは大変有難いことです。今後さらに入居者が増えると思うと、様々な出会いがありそうで今から楽しみです。
欲を言えばですが、去年やられていたクリスマスイベントのようなミニイベントも今後また開催していただきたいですね。社員同士が業務以外で気軽に集って話すみたいな機会って意外と少ないので。あれはコミュニケーションが生まれるいい機会でした。

知る人ぞ知る街

– – 赤坂が活動拠点になってから気づいたこの街の魅力について教えてください。

星さん:実は、前職で赤坂に通っていた時期があったんです。その時に商店街の方々とお会いする機会があって。皆さんから赤坂特有の品性を感じるというか、変なプライドもなくて、快く歓迎してくれたのを覚えています。当時の記憶もあるので、僕にとって赤坂はオフィス街というよりか、下町というイメージもあるんですよね。そう思ってこの街を見渡すと、意外にも老舗の飲食店もあることに気がつくと思います。僕は仕事終わりに行きつけの中国料理屋に行ったりもします。「この街がさらに発展してほしい」という願いもありつつ、このまま「知る人ぞ知る街」みたいな立ち位置であってほしいと思ったりします。

走り出して一年、今思うこと

– – 最後に、今後の展望についても教えてください。

星さん:こう言ってしまうと嘘くさく聞こえますが、社員全員が幸せになってほしいと思っています。今もそしてこれからも僕の願いはこれに尽きます。彼らはリスクも背負って僕らに付いてきてくれたので、時間をかけてでもちゃんと恩返しがしたくて。
IsaI AkasakAにオフィスを構えてから、よりお客さんを招きやすくなって、今や僕らの自慢のオフィスになっています。オフィスのスペックは信用にも繋がりますし、働く場所でもあるので決して手を抜くことはできません。弊社は走り出してからまもなく一年を迎えますが、ここIsaI AkasakAは、僕らにとっての最高の出発点になったと言えます。

 


株式会社 SHIRO ホールディングス

デザイン、マーケティングまでを含めた一気通貫のシステム開発サービスと、TV-CM・WEB-CM等の動画制作を企画から撮影・編集まで提案する事業を柱としている。「情熱が未来を作る」というミッションを掲げ、顧客の「目的」を1番に据えた最適な支援を提供しています。

HP:https://shiro-holdings.co.jp/
メディアサイト:https://dx.shiro-holdings.co.jp/
X(Twitter):https://twitter.com/shirowebmark


 

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